2021.3/14
和鏡
久しぶりに藤原時代の鏡を買う。
芒や菊が乱れ咲いているなかに二羽の鳥が遊ぶその背面の図柄は、小さな雨粒が水面にひとつふたつと落ちてそれぞれの波紋が広がってゆくように優美でやわらかい。
当時の貴族の好みを反映している。
窓からの自然光をあてて淡いレリーフであらわされた鳥や秋草が浮きたつと、それはすぐに消えてしまいそうな趣きに、
嗚呼ゝ
となったり、
よよよ、、
と毎度毎度なったりするので、私にも半滴くらいの分量で平安貴族の血が流れているかもわからない。
2021.3/14
和鏡
久しぶりに藤原時代の鏡を買う。
芒や菊が乱れ咲いているなかに二羽の鳥が遊ぶその背面の図柄は、小さな雨粒が水面にひとつふたつと落ちてそれぞれの波紋が広がってゆくように優美でやわらかい。
当時の貴族の好みを反映している。
窓からの自然光をあてて淡いレリーフであらわされた鳥や秋草が浮きたつと、それはすぐに消えてしまいそうな趣きに、
嗚呼ゝ
となったり、
よよよ、、
と毎度毎度なったりするので、私にも半滴くらいの分量で平安貴族の血が流れているかもわからない。
2021.2/7
食べ頃 2
2021.1/9
2021
2020.10/11
秋彼岸
2020.8/28
回数
2020.5/18
酒屋
2020.4/15
修二会 その三
2020.4/8
修二会 その二
2020.3/22
修二会 その一
ニュースなどで目にしていた、何本もの燃え盛る松明が二月堂の回廊に横並びする日は最終日だとわかって少し気を落としたことに、、
日常のさまざまなことを省みた後にも次から次へと懺悔の材料が生まれた。
そうしているうちに、半時ほどの休息を終えた練行衆が再び二月堂に上がる合図の大鐘が撞かれ、お松明の時間になった。
19:26
19:27
松明は童子と呼ばれる練行衆の世話人により担がれる。
練行衆が一人づつ、松明の明かりに先導されて上堂するのを閼伽井屋(若狭井)越しに見守る。
三月二日に若狭から送られた霊水は十日かけて閼伽井屋に届き、中の井戸に入れられるとのこと。
続く
2020.2/27
春