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資源

 
2月 某日 晴れ

資源回収日の朝、部屋に溜めていた段ボールを玄関の外に担ぎ出した折に奥ゆかしく柔らかに漂ったのは、昨日焚いた真言密教寺院、東寺で販売されているお香の香りだった。
京都の老舗薫香製造店によるもので、南都寺院の、いかにも寺、と言う感じのお香の香りとは雰囲気が違い、どことなく甘やかだ。
遅れる、、持ちにくくて億劫だ、、という気持ちだったのが俄かに、文に香りをしたためる平安貴族のような、雅な心持ちに早変わりして回収場に赴いた。


季節のマッチも愉しむ

東寺 風信香
元興寺 仏足香
東大寺二月堂 補陀洛香