金銀摺箔花文裂(1)








桃山時代の小袖、または道服の残欠です。
この時代の摺箔裂も、幻の染と言われる辻が花裂と同様に希少なので、桃山時代特有の自由で溢れるような感覚をより愉しめるよう、古裂を絵画に見立て、表装を施しました。
金銀の摺箔の上に朱線で花や実、葉をおおらかに描き、露の玉も可愛らしいです。
辻が花染に箔で文様を摺り、墨や朱で描き絵を重ねる例が、東京国立博物館所蔵の「霞取色紙に花文様小袖」や「鶉桜菊文様肩裾小袖」などに見られます(画像6,7枚目)。
こちらも表装する前に絞りシワらしき跡が確認できるので(画像8枚目)、辻が花だと考えられます。
隙間なく文様を入れ込んだ意匠は古手の辻ヶ花に共通して、どこか不可思議で幻想的でもあります。
詳細はどうぞお気軽にお問い合わせください。
摺箔裂 31㎝ × 12.4㎝
軸装全体 62㎝ × 41㎝(軸先含まず)
桐箱あり
sold
こちらは青花の会・骨董祭での草友舎1日目の推奨品です。
会期前にご覧いただくことできます。
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html

