商品紹介
木彫菩薩立像
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像高 37㎝ 台は含まず
平安時代

興福寺伝来の千体観音の可能性もありますが、彫刻のもつ量感と作行きから、念持仏として単体で納められた像のようにも思えます。
この像を初めて見たとき、
「村の美しい娘さんをモデルにしたような、素朴で、ひなびた優しさを持っている」
と井上靖が書いた、湖北の石道寺の十一面観音を思い出しました。
胸に木が打たれている理由は、想像するよりほかにありませんが、はにかむような表情の、この像の愛らしさは格別です。

台座は彫刻家のかたに作っていただきました。

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