商品紹介
三十三間堂伝来 仏手残欠
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高さ 17㎝(台含む)
鎌倉時代

三十三間堂の名で知られる蓮華王院は後白河上皇の発願、平清盛の協力を得て1164年に創建されました。
1249年に市中の大火で焼失し、その後間もなく後嵯峨上皇により再建された際に納められた千手観音菩薩像の仏手のひとつです。
手首を飾る腕釧(わんせん)は江戸時代のものですが、ひと粒の瑠璃の硝子玉も効いています。
等身大の千体の千手観音像は、慶派、院派、円派の仏師に分担され、信仰心のうえで数多く使られたならではの、手慣れた仕事の美しさがこの仏手にうかがえます。
千体の千手観音像が、中尊を中心に整然と立ち並ぶ三十三間の堂内の世界を偲ぶことができます。

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