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青花の会 骨董祭 2017


今年で2回目になります、工芸青花(新潮社)主催の『青花の会 骨董祭 2017』に、草友舎も参加いたします。

昨年よりも参加店舗数が増え、身近に楽しめるものから鑑賞古美術まで幅広くならべられると思いますので、お出かけいただければ幸いです。
青花の会ならではの企画展示販売もございます。

場所   東京神楽坂の6会場

内覧会 6月9日(金)17:00~20:00   青花会員および御招待者のみ
一日目 6月10日(土)11:00~19:00
二日目 6月11日(日)11:00~18:00

10日と11日では展示替えがあります。

入場料 1000円
10日 11日の2日間共通+6会場共通  
出展者紹介、対談記事掲載の小冊子付き

詳しくは「青花の会 骨董祭2017」のホームページ
http://www.kogei-seika.jp/seikafes/2017.htmlをご覧ください。

ホームページからフェイスブックをクリックしていただくと、各店舗の一日目と二日目のおすすめ品や、最新情報がご覧になれます。

草友舎はAYUMI GALLERY CAVE、前回と同じ会場です。

どうぞよろしくお願いいたします。


5月  某日     曇り

参加する催事が詳細を昨今盛んなSNSで宣伝しているのになじめず、ご案内のブログの文面にいささか手こずる。 

昨年、大学生の甥に手伝ってもらってSNSに登録(この言い回しでまちがってないだろうか?)し、その催事の宣伝が見られるようになったついでに、もう少しSNSに親しめやしないかと今年から自分もときたまひっそり発信しはじめている。

おもに飼い猫の紹介だ。

2階での骨董祭り


東京アートアンティークの二日間、たくさんのかたにお越しいただいて嬉しかったです。

移転して来てからあまり過ごすことのできなかったあかるい店内で、私も心地よく催事を楽しみました。

どうもありがとうございました。

4月中は店を閉めておりますが、5月からは仕入れ等で出かけなければ店を開けております。

ゴールデンウィーク中はカレンダー通りで店を開けます。

どうぞよろしくお願いいたします。

数字のある風景


催事のご案内

4月になりました。

毎年恒例、東京アートアンティーク(日本橋京橋美術骨董祭り)には参加いたします。

4月    14日(金)15日(土)   11時から18時

どうぞよろしくお願いいたします。


3月  某日     晴れ

6年前と同じやりかたで、小さく切ったバラの枝を土に挿して一週間。
見た目にはほとんどちがいがないのだが、倍率のよいルーペで覗くとふきだした芽が日に日に大きくなっているのはあきらかだ。

胡麻くらいのおおきさなのに、ちゃんとバラの葉の形がわかる。
葉裏には一人前に棘までたくわえている。

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3月  某日    晴れ

おとといまでみずみずしかった芽の色がくすむ。
芽とともに自分もくすむ。


3月  某日    晴れ

バラの枝はぜんぶ、水を吸い上げられなくなって茶色っぽく乾いてしまった。
私は近いうちに駿河台下に行かなくてはならない。


3月  某日    雨

昭和ビルから数字を取ってくる。
ちゃんと守衛さんにことわった。

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これからも『2』は使える。

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昭和ビルで55年間の役目を終えた数字。

挿し木


2月  某日    日曜日        晴れ

そろそろ次の投稿をしようかという時に、以前にあげたものを読みかえすと誤字脱字に気がついたり説明が足りなさすぎだ、あるいはこれは余計だと思ったりして自分にしっくりするまで手直ししている日がある。

今日はあちこちの「、」の位置が気になりだし、「、」をうごかしたりもとにもどしたりまたうごかしたりしていた。

「、」に目を凝らして日曜日をほぼ終わらせてしまう。


2月  某日        晴れ

朝、昨年末に駿河台下から切ってきたバラの挿し木をこころみる。

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このバラの挿し木をするのは2回目だ。

2009年の大晦日、駿河台下の床屋の前の植え込みにこのバラを見つけて折ってきた。

私は正しい挿し木のしかたを知らない。
花が終わったあとに3㎝目安で切った茎たちをなんとなく土に挿してみたら、そのなかのひとつがすくすく育って3ヶ月後くらいからつぎつぎに蕾をつけて一年中花を楽しませてくれた。
5年目にみるみる弱って東大農学部内の植物病院に連れて行ったりいろいろ手当てしてみたが、かえらぬバラになった。

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右手


 12月  某日         晴れ

草友舎の引越しは身軽だが、それでもそれなりに慌ただしかった。

年末も店に出て、滞っていたこまごましたことを片付ける。

ビルの谷間でも昼間は店のなかに日光が差し込む。
日の入りはおそくなってきたことがわかる。

二年間、地下2階にこもっていた者にはこの当たり前なことが新鮮だ。
雑用していても気分がいい。

これでもう、
「自分はこの部屋で居心地よく過ごしている、、」
と、暗示をかけなくてもいい。


1月  某日より三日間        ずっと晴れ

風邪をひいているにもかかわらず奈良にでかける。

秘仏拝観の申し込みをして電車を乗り継ぎ最寄り駅からでも数十分はてくてく歩く寺を訪ねる、といういつものような活発な行動はさし控え、奈良市内の大寺の境内をゆるゆる歩きまわり、夕方5時半になったらぶらぶらといつもの居酒屋にはいる。
私は奈良に滞在している間、毎日この店に通ってもかまわない。

70年ほど前から行方不明になっていた新薬師寺の香薬師の右手がつい最近見つかり、奈良博の仏像館に展示されている。
小金銅仏の展示ケースのすみにちょこんと並べられていたその手には可憐で泣かされた。

『全体から受ける印象に加え、手相や関節の表現にいたるまで法隆寺の夢違観音の右手と酷似し、両像が同じ作者によることを示している』と解説にあるが、夢違観音の顔や宝冠や瓔珞ほどに手は鮮明に思い出せない。


1月  某日        晴れ

昨年の大晦日の夜に駿河台下交差点近くの植え込みから人目を憚り折ってきたバラの蕾がひらく。

あいにく店にも家にも花器がなくペットボトルに入れたままとは失敬してきたバラに申し訳ないことだ。


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奈良

2017


おだやかな、よい一年となりますようお祈りいたします

昨年12月に移転し、気持ちもあらたまりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(気持ちもあらたまったところですが、都合により4月上旬まで営業が休みがちになります)



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本年もどうぞよろしくお願いいたします           とり

昭和ビル


店の引越日が予定より10日ほど延びたので、二年と少しのあいだ世話になった昭和ビルを名残り惜しむゆとりがでてくる。

いつも1階と地下との行き来だが最上階の10階からおりてみることとしよう。

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各階ごとに写真の撮り方をかえてみよう。


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投函する郵便物の差入れ口が各階に設けられている。
ここに郵便物をいれると1階まで落下して、それを郵便局のひとが決まった時間に回収にくる仕組みは平成25年まで利用されていたとのこだ。

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『5』は、五十嵐の『ご』だからとくに愛着をもってたくさん撮る。

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写真の撮り方の工夫が尽きてきた。

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今はどの階もほとんど空室になっている。

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差入れられた郵便物が途中でひっかかった時につかう、先代の守衛さん手作りの小道具を今の守衛さんが見せてくれた。
麻紐で板の角度が調節できる、なかなかの力作だ。


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1階エントランスの床。


11月  某日       晴れ

移転先の内装がほぼできてきた。

『室内のもつ性格を感じとり、なるべく作り込まずにさっぱりと』を、モットーに工事内容を考えて、仕上がりが見えてきた室内は、、、

いささか動揺する。
 こ、これは、、、
古びた普通の事務所が、ただ真新しくなったようなだけである。

少しは骨董屋さんらしく見えるよう、越してきてから工夫することにする。


11月   某日        雨

越してきてから工夫する、と気をとりなおそうとはしたものの、まんじりともせずに夜があける。
自宅の室内にさがっているいくつかの電傘をやにわにコードごとぬきとり現場に持ち込む。
灯ると、ほんのりとではあるが骨董屋っぽくなった(ような、、)。

移転のお知らせ


移転先が決まりました。

現在草友舎が入っている昭和ビルは、建替え計画のため来年3月までの契約でしたが、11月中に移転いたします。

同じ京橋内、中通り沿いにあるニコスコーヒー前のビルの2階で、1階は古美術大谷さんのお店です。

今度は大きな窓あります。


10月  某日   日曜日     晴れ

いかに内装工事をほどこすかを考えるために移転先で過ごしてみる。
ながらく入っていた何かの事務所が原状回復せずに出て行って、何年も見放されていたらしき室内だ。

今時点では自分がここに越してくる実感がまったくわいていない。
そこで手始めにこの室内でなにかしてみようと、昼食を摂る習慣がないのにむりやり飲食をしてみる。

内装はこざっぱりと、費用の面からもなるべく作り込まない方向でいきたい。
まず、この室内の性格を知ることが大切だ。


10月  某日   日曜日     うす曇り

先週に引き続き、移転先で過ごして内装の計画を練る。
ただ普通の部屋にするためだけに、かなり作り込まなくてはならないことがはっきりして途方にくれる    (*_*)


10月  某日   日曜日     晴れ

途方にくれながらも移転先に小さな品物とパソコンを持ち込み、窓辺の自然光でホームページの商品紹介コーナーにのせるための写真を撮って、更新作業をしてみる。

さして飲みたいわけでもなかったが近所のコーヒー屋からコーヒーを持ち帰ってきて、休憩をしてみる。

自分はこの部屋で居心地よく過ごしている、過ごしている、、、と暗示をかけてみる。


10月  某日   日曜日     うす曇り  寒い

内装工事の内容は先週までにほぼかたまった。
今いる地下2階で瓶に花を入れてそれを移転先に持って行き窓辺に置いてみる。

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こんなことは人通りの多い平日にははずかしくてできない 、、。


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仕上がりを想像することでしばし過ごす。

移転先に馴染むためにいろいろ試みた一ヶ月だった。

秋晴れ


朝、京橋に着くと目抜通りに大勢のひとがつめかけている。
リオオリンピック、パラリンピックで活躍した選手がパレードするのだそうだ。
実のところ、私は人として異常ではないかと思うほど、スポーツ観戦に対して興味がうすい、うすすぎるとも言える。
だから競技のルールも選手の顔もほとんど知らない。

店の開店の準備を終えて、そろそろ一行が通る時間に地上に出てみる。

何台かの屋根のないバスで晴れやかに通りすぎる選手たちと目があったような気がした。
わたしは手を振ったり拍手をしたりしていた。

わたしにもその時にはなにか芽生えたものとみえる。